2012年3月29日木曜日

やっと春の日差し



ロザリオビアンコ(白)
柑橘系の爽やかな香り
 三寒四温
やっと、少しづつが近づいて来ました。
例年になく、二月頃から咲き始める水仙
や梅の開花が遅く、やっとここ数日で開花
しました。

工房では、オリジナルのブレンドワイン
「ウリュウダ」も瓶詰めが終わり、最後の
メルロ-キャンベルアーリー
瓶詰めが昨日終わりました。これで、
2011年産のワインが全種出そろいました。


9種類の葡萄Mix
「底霧」辛口 (白)

今年は、9種類の葡萄で仕込んだワインが
18種類。それと極小量ですが、葡萄9種類
Mixの白ワインとオリジナルブレンドの赤
ワイン「ウリュウダ」を合わせて20種類の
ワインが出来ました。種類によってはすでに
売り切れたものもありますが、今年は赤ワイン
の醸造量を増やしましたので、7種類の赤は
まだ在庫も十分にあります。ぜひご利用下さい。
電話注文も賜ります。
1本からでも発送致しますのでお問い合わせ
ください。

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安心院+小さなワイン工房
 営業時間 午前8:30~午後4:00
  (日曜日定休)
℡:0978-44-4244 fax:09787-44-4245

2012年2月9日木曜日

すっかり季節は真冬。ワインは・・・


豊後富士 由布岳
2012年もあっという間に2月に入りました。
工房の南側に見える由布岳の頂上は真っ白!九州といえども、安心院は冬の間少なくとも2~3回は積雪があり、大寒前後は何と言ってもやっぱり寒い・・・。
昨日、今日は予報通り雪が舞っています。
寒いけど、雪が残ることが減り割とすぐに溶けてしまいます。やっぱり暖冬なのかな。日本海側や東北は、異常なまでの積雪だけど。何だか本当に気候がおかしい。




2011年産の葡萄で仕込んだワイン
ピオーネ(青)デラウエア(白)ベリーA(赤)
微発泡タイプ330ml

2010年に仕込んだワインは、おかげ様で昨年の秋にすべて完売。ありがとうございました。

葡萄の美味しさ100%
2010年に大好評だった微発泡タイプの甘口ワインは2011年には、醸造量を増やしお客様をお待ちしています。葡萄そのものの、香り・甘味をたっぷり感じる事が出来、アルコール度数も5度前後と飲みやすく女性に人気のワインです。冬の間は暖かい部屋で、気候が暖かくなったらよく冷やしてグイッと。くせになる美味しさでリピーターが多い商品です。(すでにデラウエアの微発泡は残り少なくなっています!)

珍しいところでは・・・

デラウエアの「赤ワイン仕立て」
◆デラウエアは、ほとんど白ワインになりますが、昨年試験的に造った「赤ワイン仕立て」が好評で、今年は醸造量を少し増やしました。飲み口は白ワインのようにすっきりとしていますが、後口に赤ワインの「渋み」も感じられ、どんな料理にも合わせやすいのでおススメです。
フルーティーな香り・爽やかな渋み、すっきりした飲み口の辛口です。

ピオーネの「白ワイン仕立て」

◆反対に、右側の1本は生食の人気品種、大粒「ピオーネ」の「白ワイン仕立て」です。あのピオーネから想像が出来ない位、透き通った白ワインになりました。ピオーネは糖度も高く果肉がしまっていて生食では人気ですが、ワインにするには、なかなか手ごわい葡萄です。ワインにすると個性が薄い?ため、やや甘口にしています。

★デラウエア・ピオーネとも、同じ葡萄で赤・白飲み比べてみるのも面白いかと。




2011年7月19日火曜日

Gigiのワインはどこで?

安心院*小さなワイン工房のワインは、どこで買えるの?

という、お問い合わせを度々いただきます。 (ありがとうございます。)
昨年は醸造量が少なかった為、安心院町以外にほとんど出回ることがありませんでした。
市外では唯一、福岡のマリノアシティの中の「九州のムラ市場」さんに若干ですが置かせていただいています。安心院の中では、里の駅 「小の岩の庄」、安心院葡萄酒工房さんの安心院ワイナリ-がすぐ近くにある「朝霧の庄」、そして隣町の院内町国道387号沿いにある「道の駅いんない」にそれぞれ、若干数置いています。しかしデラウエアの白ベリーAの赤ワインは、お陰様で在庫がほとんどありません。
最後に仕込んだ、ピオーネとデラウエア&ベリーA のオリジナルブレンド「ウリュウダ」がまだ少し
在庫があります。どちらもやや甘口です。酸っぱいワインが苦手の方にお勧めです。どちらもここでしか味わえないワインです。

ご要望の方は、当工房まで、お問い合わせください。

2011年2月17日木曜日

2月立春を過ぎたけれど


【花かんらんの真ん中に真珠の様な氷の玉が】

春は名のみよ

 今年は、「寒い」、というか雪がこんなに多い年は珍しい。九州なのに・・・。
年末からずっと降ったり止んだり、積もっては解けて凍り・・・。2月の立春前後、少し暖かくなったかと思った矢先に、また雪。
雨が少なく、意外に乾燥しているため なかなか、原木の椎茸も大きくなれないのだとか。寒い影響で野菜も育たず、不作です。生産者にとっても、消費者にとっても厳しい冬でした。

デラウエアはほとんどが白ワインになりますが今年は限定で「赤ワイン仕立て」も造ってみました。 ロゼでもなく、白ワインなのに飲んでみると赤ワインの渋みもあって、さっぱりとしていて辛口です。肉にも魚にも合います。720mlで、1800円。   アルコール度数は11度。                         先日、福岡のヤフードームであったイベントでは、意外にこの赤ワイン仕立てがよく出ました。さて、今日は、久しぶりのまとまった雨が降り少し暖かい一日でした。春はすぐそこまで。安心院の葡萄園も忙しくなる時期が近づいています。                                      

2011年1月11日火曜日

冬の間の仕事

今日も、事務所の東南側に見える『由布岳』は、白く雪雲にかすんで見えます。
何だか高く大きく見えるから不思議です。由布岳に雪がある間は、風が冷たい!
朝もまるで雪が降ったかのように山も畑も屋根も一面銀色の霜が降ります。
何もかも凍る冷たい朝がひと冬に何度か。
九州とはいえ、安心院は冬の間に結構雪が降ったり積もったりします。
安心院盆地は昼夜の気温差が大きいので果物の糖度が高くなるのです。

さて、そんな安心院の1月、山の葡萄園では、早くもハウス葡萄園の準備も始まり、
ビニールを張ったり、昨年伸びた葡萄のつるを 剪定したりとすでに作業がすすんでいます。

企業組合百笑一喜が借りている中山団地の葡萄園でも、今日の午後、スタッフ4名が枝の剪定や古株、病気になっている株を切り倒す作業に園に上がっています。
切り倒した葡萄の30年~40年物の株で何か出来ないか、と考え中です。
長い間生きてきた木をそのまま燃やしてしまうのは忍びなく、何かに生かしたいと
考えています。

2011年1月10日月曜日

明けましておめでとうございます

2011年
 明けまして
 おめでとうございます

寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?(更新が送れてしましました。)
 
安心院は年末からが降り、寒い寒い年越しとなりました。
雪がやっと解けたかと思うとまたチラチラと降り、新年明けてからずっと冬空が続いています。
遠くに見える「由布岳」は今日も白い雪雲の中に隠れています。

工房の仕事は、夏から秋にかけて仕込んだワインがほとんど発酵を終え、瓶詰め作業も残り
少なくなりました。
今、タンクに残っているのは、最後に仕込んだ「ピオーネ」ワインです。
ピオーネは生食で食べるには人気の大粒葡萄ですが、

醸造初心者には手ごわく美味しいワインにするのには大変苦労しています。



なかなかのじゃじゃ馬(?)葡萄もジュースからワインへと成長していく姿が日を追うごとに変化し、熟成へと向かいつつある姿を見ていると、今後、どんな成長を見せるか楽しみでもあり、どこまで変わっていくのかも見てみたい、そんな気持ちにもさせる「ピオーネ」ワインです。


さて、
昨年11月末から、発売開始したデラウエアの「赤ワイン造り」。本数も少なく限定品です。 同じデラウエア種でも仕込み方が違うと味わいが全く違うワインになります。

左・・・デラウエア白
左から2番目・・・デラウエアの赤ワイン仕立て
右・・・ベリーA赤
右から2番目は、今年19本しかない!
 白ワイン専用品種のシャルドネのワイン。
若干ピンクがかっています。まだ販売はしていません・・・。2月頃から販売予定です。

2010年12月9日木曜日

明日につながる「Gigi」デビュー

ワイン名は「Gigi」ジジ
「Gigi」は、フランス語などで「小さな女の子に対する愛称」で使われる言葉です。
小さなワイン工房のイメージキャラクターをデザインしている時に、スタッフの武井さんが小さな女の子に使われる「Gigi」の事をつぶやいたのがきっかけで、最終的にワイン名をジジに。
ラベルには、「小さな」工房のイメージキャラクターとして、葡萄の精のような小さな女の子がつるにぶら下がっている様子をデザインしたのものが採用されました。
そこには、
★地域に親しまれ愛されるワイン工房に成長したい
★未来に生きる子ども達に豊かな自然・環境を残したい
★葡萄の蔓のように手をつなぎ合い伸びていきたい

こんな思いと願いが込められています。企業組合百笑一喜のワインは、農産物としての商品でもあります。葡萄の生産者から醸造・販売と手をかけ育てられるワイン。手づくりのナチュラルさや温もりが伝わるようなワインに育ってほしいと願っています。そして、何よりこの取り組みによって、衰退していく葡萄の生産地や過疎化・高齢化などの課題が多い故郷に活気を取り戻したい、そんな思いがぎゅっと込められているのです。